JUKI HZL-7900 家庭用ミシンの中古品を買ってみた(動作未確認品)①

手縫いは手縫いで良いのですが、ミシンに憧れがあり、使えるかわからないという中古品を購入してみました。某オクにて。本体のみの現状品。動作未確認・ジャンク品?お値段重視。

ミシンの詳しい知識ありませんが、垂直釜は厚物もイケるとの事で。半ば衝動に、今かなと。

縫い目の選べるボタンがたくさんついている。少し前のモデル。たぶん。

ケースのボックス(小物入れ)に付属品入ってないかな?と少し期待していましたが、無し…。まあそうですよね。本体のみ(ケース含む)って事でしたので。

どんな状態のが来るか構えていましたが、本体の電源は入る+ひとまず上下には動くっぽいので、早速、分解・清掃・給油してみます。とりあえず断線・水没・落下破損とかではないみたい。

何もやらなくても使える状態かもしれませんが、まずは中を見てみたいと。

そもそも「ミシン」てどうやって動いて縫っているのかよく分からない。上糸と下糸で針が1本上下してどういう事になって、何で縫えているのでしょう。その辺は後々調べてみましょうか。

ほえ。基盤がありますな。これはコンピューターミシンという部類との事。

この前側は順番的に最後に外した方がよいです。ツメが一か所折れました。折れていたのかな?

ミシンは初分解。未開の地に足を踏み入れる中年。吉と出るか、ゴミとなるか。

色々と詰まっていて少し感動しました。最近の(少し古い型みたい)ミシンてやつはスゴイ。コンピュータミシンと言えどメカニカル部分も多いので、油差し甲斐がある感じ。どこがどういう動きに関係あるのかよく分かりませんが、とりあえず清掃と目視と給油。変に摩耗やクラッシュしている部分は無い模様。コンピューターの部分はわかりません。電気科なので。いや違うな。自分の許容範囲的な事です。

外側を剥ぐってみると、ミシンてやつはミシン油をこまめに差す指示がある意味がわかる。これは可動部分多いです。ミシン油は高回転、低フリクション部分向けでしたっけ。

モーターと電源系ね。うむ。

ヒューズやらコンデンサやらはこの辺ですか。

下糸ボビンが入る部分。これが垂直釜ですか。ふむ。

糸くずなどの残がいが結構出てくる。前所有者も、なかなか仕事してますなぁ。あたりまえか。

まあ、わたくしの方は、やりがいのある感じです。

調子良くなっちゃうんじゃないんですかコレ?と妄想と希望を持ちつつ作業。

ギヤとかシャフトとかベルトとか基盤とか、色々詰まっております。

この型はメイドインJAPANとチャイの2種類あるみたい。ウチのコレはチャイナ様。

ミシン修理のお店などを検索してみた所、出張修理で30分以内で大体可能!ですとの表記を見まして、それなら自分である程度できるんでない?と思った次第です。プロの技と経験あっての30分だとは思いますが。よっぽどでない限りは、基本清掃と調整でイケるかなと。

思い起こせば、ばあちゃんのミシンは足踏み式でした。足漕ぎ式?といいますか。

それに比べたら横に進化してるけど、基本の部分は変わらないんでしょうね。たぶん。

ベルトの張り調整。感覚で。

なぜか業務用ミシンの針が付いていたので交換。差し込み部の形状が違う。

何だコレと調べてみたら、便利な機能があるんですね。

でも、自動糸通しの位置が合ってない~(上下)。

この機構の動きを見てみると、上の方、ここ⇩の調整でイケる模様。

こんなにズレるかね?と思うくらいズレていました。

これは針の穴を通すので、微妙な調節加減。左右はある程度鈎針上の引っかけ部分を軽く曲げたりすれば調整できるけれども。

入ったーと思っても、糸を引っかけて穴を通る時に糸通しが引っかかる感じがする場合は、気持ち調整位置をもう少し上にあげた方がよい。下で糸を引っかけるタイプなので。(フックが下向き)

調整で直る前は「自動糸通し?こんなの無くてもいいや」と思っていましたが、調整して使える様になったら「とても便利」でした。

本体をひと通り眺めてみましたが、外されているらしき(欠品)部品や、大きな損傷らしき箇所は見当たらずでした。

つづく。

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