ホンダ エクスプレス(1983)
ガソリンを満タンにして、屋外シート保管にてしばらく乗っていなかった(放置?)ですが、久しぶりに乗ろうとして燃料タンクの蓋を開けて見ると「かなり」減っている…。前から、たまにしか乗らない割にガソリン減るな~とは思っておりました。燃費どうこうは置いといて。
この車両、一応燃料計は付いています。動いている。
まあ燃料計があっても無くても、基本的に目安程度・あまり信用していない・関わる車両に燃料計が付いてない車両が多い?ので、わたくしバイクに乗る前は、必ず燃料タンクキャップを開けて目視にてガソリン残量を確認する癖がついております。2サイクルオイルタンクがある車両は、必ずオイル残量もチェック。
運行前点検。タイヤは見て・触って・気になれば計器でチェック・定期的に空気圧調整。このタイヤの事については、当たり前すぎる?
ガソリンが減る件から逸れてしまいました。
乗ってないのにガソリンが減る件に関しましては、以前ciaoでも同じ様な事がありましたので、多少学んではいるのですが。にしても減り具合が気になる。ciaoよりは最近ぽい機構のタンクキャップですし。
目視ではタンクキャップ・パッキンは問題なし。キャップ内部の弁がダメになっている?機能していると思いたい。
ホンダ エクスプレス(1983)
最近の燃料タンクキャップではありませんので、揮発分はそこそこある事は想定しておりました。気温も高い時期ですし。+負圧式燃料コックが怪しいのは把握しておりましたので、まあ多少は減っているかな・ある程度はしょうがないかなと。しかし、想定以上の減り。
地面にガソリンが垂れた跡もないみたい。
混合ガソリンではないので、よっぽどな漏れでない限り、それらしき跡は残らないかもしれませんが。
当車両、社外のオートチョーク(代替え品)を入れていますが、いつもセル1発始動で始動性は良い。
走り始めは少し濃い。ボコ付き気味。チョークの戻りが遅いのかも。数百メートル走れば、正常なツキ・フケ具合になるので、あまり気にしていない。
今回、ガソリンの減り具合が気になった事で、しばし回想。
整備当初に、キャブレターの気になっていた部分の事を思い出しました。「ひとまず乗ってみて、何か不具合あって次に開ける時に交換しようかな」と思っていた事を思い出しました。フロートバルブ(先の三角錐部分)に段付きがあった。パッキン(Oリング等)もヘタっている。当時すでの部品は手配しているので、埋もれてどこかにあるはず。
その該当部品を発掘し、交換してみます。フロートバルブとキャブのパッキン類。
この辺に関わる外装類は外して作業。エクスプレスは何をするにもこの辺外さなければできない気がします。シートからキャリアから左右カバーからフロアから。
外したついでにプラグコード・キャップ・スパークプラグの状態もチェック。
エアクリーナーボックスを外すとキャブが露見。ここ1か月程度エンジン始動を試みていませんが、なんだか潤っています。これか。分かりやすく、ガソリンが広範囲に滲んでいる。
この辺の部品(ニードルバルブ・キャブレターパッキン類セット)は半年くらい前はホンダ純正部品で取れました(現在は調べていませんので不明)。共通部品で使用している車種が多いのでしょう。
開けてみたら、多少沈殿物・汚れあり。部品交換の写真は撮っていませんでした。
気になった部分を、外装外すついでに作業。
カバー内側のベルトが当たると思われる部分を削りました。
上下の補強リブ部が当たっているっぽい。
エクスプレスはベルトが長い!ベルトが長いと、暴れる度合いも多くなると思われる。
ホンダ エクスプレス 1983
製造当時のコンセプト?スリム化狙い?隙間はすべてにおいて結構ギリギリ攻めてます。
この削り具合で様子見。ベルトの変摩耗防止+最高速アップにつながるか?
しばらく様子見。次回開ける機会に当たった跡が見受けられたら、さらに削る。
最初に開けた時は、内側はカスでまっ黒でした。その時ここ(カバー)のガスケットは破けたので、剥がしてそのままフタしてます。最初は作ろうと思いましたが、オイルが入っている部分ではありませんし、そのまま。全部剥がさないと隙間ができたりしますので、締め付けが不均一になったり、雨が滲みたりの水侵入は注意が必要かもしれません。
部品によっては、まだ何とかなる場合もあるかもしれない?製造からそこそこ経った車両。
参考 上記使用部品 ホンダ純正部品番号
キャブレターガスケットセット 16010-GJ2-004 → 16010-GY3-515
フロートバルブ 16155-883-005
必ずしも適合など保証するものではありません。
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