鉄瓶の錆び・お茶煮出し

赤さびが気になる感じになってきたので、お茶を煮てみます。

今回は粉に挽いたお茶を、直入れしてみる事にしました。何となく効きそうなので。

今回は少し荒っぽい感じ。作業後に教訓は得ました。

煮出し用に買っておいた激安お茶を、ふんだんに使用。

今までより濃く・長く放置してみます。

丸一日(24時間)で黒くなってきた感じだったので、もう半日(12時間)ほど放置。縁の周りの吹きこぼれまで黒く変色しています。タンニン。

開けた所を撮ってませんでした。今回は粉茶を直入れしたので、バケツに排水し、水で薄めて屋外に撒いてちらしました。粉のお茶っ葉なので、たぶん流しに流すと排水が詰まるかもしれません。

何度かすすぎ・捨て湯沸かしして、色・沈殿物が出なくなったら通常利用。

その後、コンロでフタをあけたまま放置。別口で揚げ物をやっていたら、油が跳ねて鉄瓶内面に飛んでしまった。ある意味これも防錆か。ただ、沸かしたお湯に油が浮く・・・。

放置中に、底に沈殿したお茶の葉で線が出来てしまった。上の方は黒さびっぽくなったが、下の方は赤っぽい。下の方は、沈殿した粉茶で密閉?うまく黒い水と接触・反応できていなかったみたい。全体的の錆びは少し縮小した模様。

何度か連続して繰り返せば、もっと効果が出るかもしれません。時間と根気とお茶とガス代が必要ですが。

エビアンを沸かして(湯垢付け)今回は終了。


まとめ

前回などと比べて、効果はあった感じ。濃度+放置時間の関係か。

36時間放置では、さすがに長すぎて逆に錆びる(錆が増える)かな?とも思いましたが、そうでも無かった。

しかし、今回のやり方だと後の始末が悪い。粉(粉茶)の直入れはおすすめしません。お茶っ葉のカスなのか、錆の取れたやつか分かりませんが、しばらく沈殿物が出てきてました。沸かしたお湯を注ぎきらずに、最後の方捨てればいいんですけどね。

それらを踏まえて、次回やる場合について考えました。

粉茶を出汁パックに(3袋程度)入れて、ある程度煮だして放置。お茶パックを取り出してさらに放置。以前紅茶のティーバックでも試した事ありますが、あれは最初から茶色っぽいからか、放置してから黒くなるのが早い気がします。

次回はそれで。


予め、油を馴染ませてから使う道具はいいんですけどね。


その後、1週間程度使用後の写真。赤さびに戻った?表面の黒さびが剥がれ落ちて、錆の厚みは薄くなったのかな?

よくわかりませんが、近いうちにまたやってみようと思います。次は何度か連続でやってみますか。

ちなみにこれ(鉄瓶の錆び関係)は自分なりにアレンジしていますので、良いのか・効果が無いのか分かりません。目視上は進行はしていないかな?と言ったところ。


追記

わたくし鉄瓶は、ヤカン代わりの用途で使用し始めたので、沸騰してから1~3分くらいで止めていたのですが、この記事の後から沸騰して10分くらいしてから止める方式にしてみました。

鉄瓶の湯垢問題、常にストーブ(囲炉裏・火鉢)にかけっぱなしの状況に近い方がいいのでは?とは思っていましたが、ガス代や待ちの時間の事もあり、思い返せばお湯が沸いたら間もなく止めていました。

さました白湯を飲んでみても、10分くらい沸かした方がいいかもと思った次第です。(水道水使用)


2024/04/03

その後、沸騰してからの時間はあまり気にしなくなりました。水道水使用での湯垢は相変わらずついてる感無し。

最近の鉄瓶(自己流)メンテナンスは、気が向いた時に使用済みテイバグを30分程(使用済みを3~4個)煮だして、一晩~くらい放置。放置中に少しお湯は蒸発するので火を止めたら溢れる手前まで入れています。(テイバグは1~2度使用したものを熱いうちに搾って乾燥・シリカゲル等で除湿保管)

テイバッグが底面に付かない様に上気味に紐をゴムで保持。

錆びは取りきれないが、定期メンテナンスで現状維持はできていると思う。

メンテは、たまのお茶煮出ししかやっていませんでしたが、またそろそろエビアン(硬水)をやってみますか。

再び鉄瓶さび止め湯垢つけ

前回、納得の仕上がりにまでイかなかったので、再度試みました。

お茶のタンニンによる黒さび化と、硬水による湯垢付け。

前回同様の黒さび化を試みたのち、今回は超硬水(コントレックス)で挑戦。(前回はエビアンを使用)

エビアンよりコントレックスの方が沈殿物多いかな?と思っていましたが、同等または少し少ない印象。硬度の数値(高硬度)ばかりが重要ではないのかもしれない。

20分くらい沸かして、出して(捨てない)放置して鉄瓶を冷まし、再度入れて(前に沸かしたの)沸かして、出してを5回くらい繰り返して、いい加減やめました。

複数回使い込んでいる状態を想定。今回は、鉄瓶を熱い状態で繰り返すよりも、一度冷ました方がいいのかもしれないと思い、試した次第です。科学的根拠はありません。

煮物は冷ました方が、味染み込みますので。

再度、錆止めのためにお茶を沸かしてからは、湯垢が茶色っぽくなりました。

最終的には湯垢も育って、今のところ定着してるみたい。小さい苔みたいな湯垢?が付着。

鉄瓶に水を入れる時、ジョボジョボ勢いよく入れると湯垢が剥がれる可能性もあるので、優しく入れるようにしています。

これでしばらく様子見。


数回繰り返してみて・あとがき。

この作業、鉄瓶を買ってすぐにやった方がいいです。本格使用する前に。

後から(錆が出てから)やるとメンドクサイ。錆が出た所には、湯垢が乗らない・定着しない。

いずれにしても湯垢は1回では定着しないと思った方がよいですな。

錆が発生してしまったら、完全には取りきれない模様。広げない様にうまく付き合って行くしかない。錆落としのためにゴシゴシ擦りたい衝動に駆られるが、定期的にお茶を煮るしかないのかな。

よく写真などで「何年間使用している湯垢の付いた鉄瓶」なんて内側が真っ白くなった鉄瓶の写真をたまに見ますが、現代の水道水・各地の水道水でどうなんでしょう?

そしたら湯垢は、水道水を使っているうちに勝手に付いてくるのだろうと思っていましたが(鉄瓶初心者)、全然付かない地域の水もある。わたくしの場合2年間水道水を沸かして、そのうち勝手に付くだろうと思っていましたが、湯垢が付かずに錆が出た。錆はだんだんと進行。2年間使用しても内側に湯垢と思える付着物目視では確認できなかった。

湯垢付けは、鉄瓶購入後最初にすべき(必要な)工程だったみたい。

(湯が濁る・金臭い症状ではないので、気にしなくていいみたいですが、錆は気になる性分)最初は鉄粉が刺さった後みたいな小さな点状の錆だったが、そこからだんだん下に垂れて広がってきた。

半分程度の水量で沸かす事が多かったが、鉄瓶の内容量7~8分程度の水量で沸かすのが良いみたい。内側側面の錆の出方がちがう気がする。少ない量だと錆が発生しやすいかもしれない。

「湯垢つけ」がこれ程の重要工程なら、最初から鉄瓶とセット硬水を付けてもらった方がありがたい。

鉄瓶を人にプレゼントする場合は、気にした方がいいかもしれません。湯垢つけの水(硬水)と手間。

最初の試練?儀式?これを乗り越えられれば、さらに愛着が湧く事とは思っております。

これはエコノミー価格の鉄瓶だったので、高級な鉄瓶は違うのかもしれません。

もうこの作業は、しばらくやりたくないな。

記事の内容は、個人の主観になりますので、念のため。


錆の具合が我慢できなくなったら、ゴシゴシこすって錆落としてやろうと思っています。こすったら何でダメなのか検証にもなる。

又は捨てる。いや、他用途にリサイクル。

自分で800℃~900℃に加熱処理(そこまで加熱すると酸化被膜ができるみたい)をするのは無理かな?


エビアンの時の薄膜はずっと残っているみたい。次やる時はエビアンでやる予定。

鉄瓶の錆を止める続き

鉄瓶に湯垢を付けるべく、エビアン(硬水)を入れて煮出してみます。

もったいない気もしますが、錆のメンテの手間が減って、お湯もおいしくなれば惜しくない。うまくいけばですけど。

8分目くらいまで入れて、しばらく(30分くらい)沸騰した状態キープ。


なんだか思ってたのとちがう感じになりました。

喰いつかない?錆がでちゃってるから?

1回目。粒子の白い沈殿物が残りました。これが湯垢?定着してない。なんだかちがう気がする。

耐熱ボウルに出したお湯。白い粒子が沈殿しています。なにこれ?カルシウム成分?

鉄瓶を軽くゆすいだら白いのは、ほぼ無くなった。エビアン1本が無駄に?

エビアン2本買ったので、もう一回やり方を変えてやってみます。

先ほどより長時間、煮詰める感じでやってみました。見た目はそれっぽくなった。

でも粒子っぽい。

試しに水道水を沸かしてみます。

薄っすらと白いものが付着した

お湯をあけた後を見てみると、白いのはだいぶ減ってました。沸かしたお湯も粒子入り。のどに引っかかる。捨て。上澄みだけならよい。

こぼれたお湯が揮発して白い粉が残った

沸かしたお湯がこぼれた所。水分が揮発したら白い粉が。サラサラしてます。白いのは大半が定着しないで流出する?


結果

エビアン3L使ってみましたが、あまり手ごたえありませんでした。一度にガーっとは付かないみたい。なんだかよくわかりません。効果はあると思いたい。

長時間コンロ前で鉄瓶を眺めていたら「自分、何やってんだろ?」と思ったり・・・

まあこの作業、一度やって気が済んだので、これで様子を見ます。少しは白いの残っていますので。

さび止め効果があれば、定期的に継続するかも。

何度か沸かしていますが、まだ粉っぽいのが出てくる。(底付近)

内側の白いのは、薄っすらしか残っていない。ん~。まあいいや。


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