カワサキ KS2 2スト空冷単気筒6速マニュアルミッション原付2種1人乗り。
所有歴は短いですが、いくつかのトラブル出ています。
製造からそこそこ年数経ってますので、しばらく乗っていなかった車両を入手した場合注意が必要。
ある程度の所は押さえてるつもりで乗り出すのですが、実際にしばらく乗ってみないと出ない事(不具合)もありますので。
今後のトラブルの事を考えると、メーカー(カワサキ)から出ない部品が多いので部品取り車は欲しい所ですが、手が出ない。いろんな意味で。
本文内の「ギア」と「ギヤ」は同じ意味です。当方の表記なんとなく混合。
ちなみに最近は大きなトラブルも無く、お色直しなどもして無事に走っております。
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クラッチスプリングの緩みにより走行不能
大きいやつ。出先で走行中にクラッチが繋がらなくなり、自走不能に。
症状が出る前・後に異音なし。走行不能直前、だんだんクラッチの遊びが少なくなってきたのかな?少しクラッチ滑ってる?程度の印象。信号待ちで止まったら完全にクラッチが切れなくなりました。ではなく、クラッチが切れっぱなしになったのか。エンジンの回転が駆動系につながらなくなった。
走行不能になってからクラッチワイヤーはパツパツで遊びが無く、ワイヤーの遊びを作ろうと調整・ホルダから外しても変わらずパツパツ。エンジンかかっていても駆動に繋がらない。全ギヤニュートラル状態。
カチャカチャとシフト上げ下げは可能。(駆動はつながらない)
ギヤオイルは少し前に交換・適量チェックしている。減り・漏れ跡なし。
一瞬、クラッチ板が寿命で一気に終了?と予測しましたが、半クラ酷使も無く・予兆が短すぎるので急に走行不可までなるかな?と疑問あり。エンジン開けてみないと分からない状況。クラッチ切れないのであれば駆動がつながり前に進みますが、繋がらないので自走できない。
引き上げを要請するはめに。
後日クラッチ側のカバーを開けてみたら、一目瞭然でした。
原因はクラッチスプリング固定ボルトの緩み。ボルトが何本か緩んでいた。
こんな事ある?距離的に新車時から交換はしてないと思うんですよね。当時のカワサキ想定外?
まあ、製造からだいぶ経った中古車ですしね。過去の所有者の方が手を入れているかもしれません。想像で言ってもしょうがないので、文句はこの辺で。
症状が出たのが張り切って走っている時でなくて良かったのと、致命的(廃車コース)トラブルでは無くて良かったなと言った所です。
新しいクラッチ板・フリクションプレート・スプリング・カバーガスケット・ギアオイルは準備していたので、交換修理で復活。なんとなく次の型・KSR80のノーマル部品で手配してみました。
元の部品も見た感じではまだ使えそうでしたが、あてにならない。2度手間も嫌なので再利用せず。
後でこの辺の情報を調べたら、クラッチスプリングをKXのモノに換えると強化スプリング状態になるとの事。後日手配。次回使用してみようと思います。
KX65とKX80の純正クラッチスプリングを、3本づつ準備してみました。どれを使うかは検討中。ノーマル3本に強化3本?又は強化3本+さらに強化3本?そこまで必要ないか。ノーマルエンジンですし。クラッチ重くなるのもどうかなと。まだ問題出ていないので使わないかも。
今回緩んだ部分のボルト(クラッチスプリング押さえる6本)に、ねじロックを塗布して自分なりの緩み止め対策は講じています。
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インマニにつながる2ストオイルホース・エアかみ
入手時の車両状態で、この部分(細いホース)が欠損しておりました。
劣化してパキパキ。
この状態でエンジンかけてないよな?と心配しつつ。良い方に考えます。
しばしホース交換・エア抜き作業。
よしエア抜き完了!で走って、ふと確認するとなぜか小さいエアーが入ってる。
またエア抜き。よし完了!で走るとまた小さい気泡がプツプツと・・・
ホース両端のクランプ不良?
オイルタンクの2サイクルオイルは満タン入っているし、そこからポンプまでのエアー混入?たしかにそこのホースも交換したけど。考えづらい。
分離給油2サイクルオイル経路、エア抜きしたのにたまにエアーが出てくる(オイルポンプ~インマニ経路)。エア抜き不足?オイルポンプ不具合?最近は2ストオイルを上限まで入れ(以前は少なめだった)念のためガソリンタンクにもオイルを微量添加して様子見。
エアかみ原因は、インマニに刺さっているワンウエイバルブもあやしいなと思いましたが(逆流?)そこは大丈夫みたい。
エンジンの音が始動時は静かでも、回した後だと焼き付きそうな感じの音になるのも気になります。
そろそろ(摩耗)なのか、カワサキ空冷2サイクルの音は正常でもこんな感じなのか。
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その後月日は流れ、何度か走行していたらエアーは出てこなくなっていました。
調子よく走っています。
なので、ガソリンにオイル添加するのは終了。排気ビチビチの原因になりますし。
現在も乗る前・止まった時など、たまにチェックはしています。問題なし。
この部分、透明に近いホースで目視しやすいので、気にしましょう。
劣化しやすいので、触って固くなっていたら早めに交換。何かの拍子に「パキッ」っと折れます。
まだ大丈夫だと言い聞かせ、出先でトラブる前に。
それよりも今度はオイルポンプの吐出量多くないかい?と思いはじめました。(オイルポンプの規定メモリに調整してはいますが)
2サイクルオイルの減りが早い気が。この前満タン入れたのに。と。
こんなもんですかね。もう少し調べてから、手を出すか、このまま維持か考えます。
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走行中たまにギヤ抜けする。
シフトチェンジが下手?粗い?全所有者の抜け癖がついてる?など考えました。
どうやらそれもあり、それだけではないみたい。
わたくしのKSはA1の初期型(’88)
ギア抜けする事がたまにあり(4速や5速かな)ニュートラル入れるのもデリケート。
ニュートラルランプは当てにせず、左足の感触・感覚を優先です。
そういえばKDX125SRも最初はニュートラル出しづらかった。
KS2のA1初期型は、構造上ギア抜け・ニュートラル出しは乗り手による部分が大きい?作りみたい。
それ以前の年式の車両は、それが普通だったのでしょう。たぶん。
調べてみるとA2後期(’89)はシフトドラムのアーム?セレクター?その辺がA1より進化してる。
簡単に言うとA1の初期型はカチカチ入る(保持)の山が、ニュートラル部分にしか無い。上級者向け?
後期型は最近にも通じる機構。山・谷がギヤの数+ニュートラル分あるタイプ。初心者にもやさしい?
気になる方はパーツリスト等で見てください。
これは改善可能との認識で、早速部品捜索はじめました。
KSRの部品が使えるとの情報あり。
カワサキでKSの新品部品は出ませんが、パーツリストは見れるので便利。
中古部品で探す時は、バネなどの欠品が無いか注意です。
すでにオカズは準備できましたので、その辺の作業は何かのキッカケで行う予定。のちほど。
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追記
(2022/05/04 追記)
クラッチ側のカバー外すキッカケがないので、まだミッション・クラッチ関係の部品交換していませんが、早めのオイル交換+しっかりギアチェンジする事を心がけて乗るようにしていたら、抜け症状はほぼ出なくなりました。
ギアオイル量はたまにチェック・追加してます。シフト・スプロケオイルシールが少しあやしい。(漏れ・滲み)
このままでいいか~ もうギア抜け症状出ないな~と、気が緩むとたまに5速などで抜ける場合あり。
機会があれば組む予定ではいます。
今は調子悪くないけど、年代・整備状況的にクランクのオイルシール類もやりたいと思ってはいるので、どうせなら次は全バラかもしれません。
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後から思い出しました。
初期の頃、燃料コック・タンク取り付け部からのガソリン滲み。
Oリング・パッキン類(新品)が出ましたので、交換修理対応済み。