SKR125 一部配線加工・メーターワイヤー交換

ウインカーをLED球に変更して、インジケーターランプ配線を一部加工・整流ダイオードを入れてみました。

当初「インジケータランプは無くてもいいかな」と球を外して乗ってみたのですが、ちゃんと消えているか不安な感じ。消し忘れに気をつければいいだけなのですが、この車両はウインカースイッチの感触がヌルっとしているので、切り替え感がイマイチ分かりづらい。座った状態で動作が視認できた方が安心。

LED球を電球タイプ(シンプル回路)の車両に入れる場合、インジケーター球(又はカッチンカッチン音がするやつ)を外すか、(そのまま機能を使う場合は)整流ダイオードを入れるかしないと、ハザード状態になったりしますので。

整流ダイオードは、KS2の時に秋月電機通商で買ったのがまだある。(20本入り100円だったかな?)

この辺を開けるついでに、気持ち程度作業してみます。配線を切って、

つなぐ。マイナス(アース)線を追加。後は絶縁処置。ガチガチに巻かない。

ウインカーを点けると流れるL/R線を切って各色でまとめ、まとめた線~インジケーターランプ間に1本づつ整流ダイオードを入れる。今回はピンク線をプラス側とし、白/青をマイナス側としてみました。マイナス側(今回は白/青)は、ボディアース線を延長・追加。適当な場所に固定。

今思いましたが、もっといい方法があるかもしれません。次機会があったら試してみます。

メーター球もLEDにしたい所ですが、なんか変なやつなのでそのまま電球を継続使用。

メーターワイヤー(ケーブル)が切れていたので、ストックしていたPX用のメーターワイヤーに交換。

上側プラでパッチン・下側差し込み式。

アウター色が灰になってしまいましたが、長さは同じっぽい。探せば黒もあるのかな?

下のギヤは機能していたので、メーター本体が壊れていなければコレで動く事でしょう。

PIAGGIO スキッパー(SKR)125 シート補修

もげていたシートヒンジを補修(溶接等)したので、個性的な配色だったシート表皮を黒(染めQ)で塗ってみました。そしてロゴ入れ。何も考えずにマスキングテープを剥がしていたら、塗った黒も少し剥がれてしまった…。周囲のマスキングテープは、粘着力を少し落としてから貼った方が良いみたい。

表皮自体も脱脂しきれていなかった可能性高し。剥がれた所は後で補修しますたぶん。シート(合皮)などは、あまり強い脱脂剤使いたくないので、どうしても脱脂作業が弱腰になってしまう。過去にシート・レザーワックスなどをかけていたら、染み込んでいる可能性もありますし、その場合は表面を脱脂しても浮いてくる?

シート全体(広範囲)を染めQで塗ったのは初。どうでしょう後々の剥がれ具合は。やはり全体を塗るのはちょっとコワい感じ。汚れ落とし・脱脂しきれてない事も踏まえつつ。

耐久性を考えるとベストなのは、その色の表皮に張替る事と思われますが、今回は遊び程度に検証。剥がれたらまた塗ると言うことで。

ロゴは⇩。シボが深いとマスキングシートの隙間から流れやすい。細かい事を言うと、下写真の「オ」の斜め部分の上が少し流れています。後で気になる様であれば補修しますか。たぶんやらないな。

なかなかバカっぽくていい感じにロゴは入りました。ひらがなにしようか迷いましたが、カワイクなってしまうので今回はカタカナで。にっぽんならではのもじ。

車体がピカピカと言う訳ではありませんので、シートもそこそこ仕上げ。

今回のマスキングテープにつられての剥がれは、テープの粘着力・剥がし方・下地の状態・塗り方・乾燥のさせ方などにより、塗料本来の性能を発揮できていないだけかもしれませんので、個人的な一つの事例として見てください。

経過も検証にはなりませんね。

新しく購入したチリトリがあったので、ついでに。

マスキングテープが無くなったので、こちらは適当なテープで軽くマスキング。

今回のロゴ入れはエアブラシと染めQの原液を使用しています。広範囲の黒(シート)は小口径ガンを使用。

ロゴだけなどの小範囲ならエアブラシがおススメ。缶スプレーみたいに広がらないので、マスキングの範囲も小さくできる。

マスキングシートがペタっと貼れるので、こちら(チリトリ)はシートよりは入れやすかった。染まりも早い。よく見ずに塗りましたが、素材はPPでしょうか。剥がれるかな?ミッチャクロン(プライマー)塗らなかったけど。

まあこの辺も経過を見てみます。

PIAGGIO スキッパー(SKR)125 シートヒンジ錆びもげ

スキッパーは作業がなかなか進みません。やる気の問題もある。

シートヒンジが錆びでモゲていました。

メットインがあるから、どうせなら使いたいと思いますので何とかしたい。

でもここ、なんでこんなに錆びているの?放置しすぎって事もあるかとは思いますが、水が伝って溜まる場所なのでしょう。このシート表皮だから抜けない?のかも。表皮を止めているピン(ホチキス針みたいなの)も前側は錆腐食が激しい。真ん中くらいから後は錆び無し。

個性的な表皮色・パターンに張替られていましたので、染めQで黒く塗ってみようとは思っていましたが、新規張替までイクのは(費用的に)避けたい。

このシート、内側からでないとピンが抜けない構造。イタリアン。シートをバラさなくてはならない…。

「このままでいいか」という考えも過りつつ…。

硬化気味のシート表皮、破ける可能性があるのでバラしたくなかったのですが、やむおえず剥がします。他の外付けタイプを流用する事も考えましたが、外して見てから考えます。

再利用前提なので、表皮をキズつけないようにピン抜き。

コジってから、ニッパーで抜く。

ニッパーは、第一線を退いたモノを「掴み用」として使用しています。現役のニッパーの使用は、用途違いですのでやめましょう。刃が傷む・切れなくなるので。

片刃タイプなど、刃が鋭利だと欠けたり・対象物が切れてしまう場合もあります。どちらかと言うと両刃(厚刃)タイプの方が、この用途・作業に向く。

この抜き専用ニッパーは、主に「割ピンを抜く時」に使用。テコの原理でコジコジ。裏技的用途。

刃が潰れて滑ってきたら、削って適度に刃をつける。

工具は先が欠けたり摩耗しても、削って整えれば第二の工具として活用できるヤツもありますので。

逸れましたが、シート分離しました。

捨てたくなってくる所をグッと我慢して。

潤滑剤浸透させ一晩放置。叩いてやっと抜けた。

さて、どうしましょう。