カワサキKS2のFブレーキキャリパーピストンもみもみする

久しぶりにKS2に乗ってみた所、フロントブレーキのタッチが気になったのでブレーキフルードを交換してみました。握れば効くのだけれども。

下から抜くタイプの道具を使用して交換。エアー式で吸うタイプ。

出てくるフルードはキレイになりました。しかし、感触がなんだかイマイチ。

試しにピストンをもみもみしてみました。飛び出さない程度に出して、押し戻す。

ピストンを押し戻すと、濁ったのが出てきます。上から注射器で吸引。

さっき交換したけれども、それほど入れ替わってなかったのか・・・

製造からの月日も結構あり、長期乗っていなかった期間もあるらしき車両なので、通常のブレーキフルード交換では抜けきらない沈殿物が、ゆるくなって(溶け出して?)上がってきたのかもしれません。

エアが噛まない程度残して、新しいフルードを入れる。

ライン上のブレーキフルード交換では拾いきれなかった沈殿汚れが蓄積・沈殿していたみたい。

出して戻して、5回くらい繰り返しても、まだ濁ったのが出てくる・・・

フルード交換してもすぐ濁る・効きが戻るなどの場合、キャリパー内に沈殿汚れが残っているかもしれません。これは普通にフルード交換しただけでは出ない・出きらない。

キャリパーをバラシてオーバーホール・シール交換と、それに伴い洗浄した方がよい事は分かっていますが、今できる事をやってみるという事でモミモミ。

事前に、ピストン(ダストシール内)にフッ素オイルをシュっとして、ピストン揉み出し。

フッ素オイルかシリコンオイルかメタルラバーなどそれ系。ピストンに錆び・汚れがある場合は、無理にやらない。キレイにしてからやらないと、トドメさしますのでご注意。

繰り返しますが、もみもみ作業はピストンに汚れ・錆びがある状態でやると、シールをダメにしてしまいます。ダメになったらブレーキフルードが漏れてきます。危険。

ある程度、濁り汁が出なくなるまで出して引っ込めて抜いて入れて。

10回くらいで「良しかな」とした気がします。


キャリパー・パッド・ディスクも少々脱脂・清掃。

この作業により、少しタッチが向上しました。握り感も少し増えたみたい。コントローラブル?ブレーキがマトモになったら、フロントサスが気になる。

ブレーキキャリパーもある程度年月が経った車両は、引きずり・漏れ等不具合無くてもシール交換・洗浄した方がいいみたいです。

キャリパー・ホース・マスターシリンダーを他のモノに交換もいいですが、まず純正の調子良い状態を知ってからですな。

わたくしの場合KSのブレーキは、これでいいかもしれません。

ミッションの入りが気になるので、次回ミッションオイル交換。オイル交換してから、それほど距離は乗ってないのですが・・・。

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KS2 ポジション球交換(T10 LED)

カワサキ KS2。

以前小加工して、ヘッドライト内に入れたLEDを交換してみました。

不具合があった訳ではありませんが、もう少し輝度を求めて、最初に入れたモノ(上)から下のMid Power(下)へ交換。

車で使用して実績のあった「エルパラ」のT10LEDバルブ。

一度レンズが外れそうになって、接着し直した事はありますが、車で数年間使用。現在も点灯しているので使用中。いつ買ったか忘れるくらい持ってます。

ポジション球は点灯時間が長いので、バランスが重要ですな。

この辺の車両のヘッドライトは「プラレンズ+レンズ内が狭い」。明るくなるのはいいですが、溶けたら困る。サイズが長くなってレンズに近づいてしまうと熱影響がないか心配。ヘッドライトをONにしたらさらに内部温度が上昇すると思われますし。

明るければ(消費電力が多ければ)LEDと言えど当然熱を持ちます。放熱対策が追いつかなければ、寿命も早くなる可能性高し。電球より発熱量はマシですが、LEDは熱に弱い(電球よりも)。性能・耐久性を発揮させるには、電圧・電流制御も重要。

LEDの性能的に、もっと電流を流して輝度は上げられるけど発熱量も増える。そこそこで抑えて放熱バランス・耐久性を考えるといった所が良い。Mid Power。(わたくし個人の勝手な解釈になります)

走っている間は走行風で冷却される説もありますので、心配だったら、たまに触ってみればいいのかな。


写真に撮ると自動補正(AFなので)されて分かりづらいですが、実際は明るくなりました。

LEDの作りがちがうので照射点が変わった。こう見比べたら色味も少し違うみたい。

OFF
ON(交換前)
ON(交換後)

ヘッドライト内へは、フロントフェンダーを外してしまえば、アクセスが早い。


Amazonを見ていたら同じようなT10バルブが2個セットで少し安く出ていました。白と黒のちがいはあるけど似てる。IPF。

KS2で他のCDIを試したい

カワサキ KS2

CDIを外付けタイプにして、イグニッションコイルを交換してから特に不具合無く現在に至りますKS2。


ちなみに使用したのはポッシュのセット↓


すぐに欲しい場合はAmazonに在庫があれば、そちらが早いかも。


交換後の簡単なインプレとしましては、前にも書いたと思いますが、

① コールドスタート時のアイドリング安定が、以前より早く安定する様になった気がします。

チョークを引いて3回くらいキック始動。この辺は前と大して変わらず。エンジンがかかったら、すぐにチョークを戻す派なので、少し安定するまで右手が離せないのですが、それが幾分マシになった。

② ヘッドライトON/OFFによるアイドリング回転数の変化が気にならない程度になった。

以前はヘッドライトONで少し回転数が下がる感じだったのですが、それが気にならない。中間で安定?

③ 力の出方が中間盛り上がりタイプになった印象。感じなので曖昧ですが、以前はゆるやかに高回転まで伸びる感じだったのが、中間に盛り上がり感を感じ、上は前より伸びなくなった?かもしれません。交換したのが分かりやすい・街乗りで実用的な範囲の特性であるとは思います。

上記①②はイグニッションコイルが新しくなったからと思われます。

外付けCDIになった事で、次回イグニッションコイルを交換する場合の選択肢が多くなりました。

③はCDIの外付け・ポッシュ社CDIの特性味付けなのでしょう。たぶん。


イグニッションコイルはセットに付属のモノを使用していて、不具合ありませんのでそれで様子見中。

ですが、CDIは他のモノを試してみたくなり、あるうち(販売されているうち)に準備してみました。

SUS441 4ポジション オリジナルCDI KSR-1/KSR-2。

さてさて、KS2にはどうなんでしょうか?もちろん自己責任で。

まだ、眺めて妄想中。