春の草刈りを 無双ツインブレードでやってみた

秋の草刈りで、あまり印象の良くなかった無双。

刃を研いで、春の草刈りに使用してみました。

春は草が柔らかいから?スムーズに作業進行。今回巻き込みによる作業中断は、ほぼ無い。

この無双、長い草が一度巻き込んでしまうと刃の間に隙間が出来て、まったく切れなくなる。そうなったら、イチイチ刃を外して草を取り除かなければいけない。

草絡みについて、スーパーカルマーは刃の剛性がある事もあり?形状?回転を上げて強引に回せば何とかなったりもする。著しく切れなくなったら刃を外してみるが、中で草がコロコロしていたりする。それでも切れなければ、替刃に交換。無双は一度草が絡んだら、何ともならない。回転も上がらない。作業を中断し、刃を外して絡んだ草を取り除かなければならない。

秋はそんなのが続いてイヤになったが、春の草は(無双)問題無く切れた。振動も少ない気がする。

動きも軽いのかな。発熱量も少ないみたい。以前スーパーカルマーで熱が気になった時は、バケツに水入れて一瞬浸けたり(自己責任で)していましたが。水田の畔でも使えるならそれくらい大丈夫でしょうとの勝手な解釈で。

一応スーパーカルマーも持っていったけど、今回は無双だけで草刈り終了できました。

無双は、今回で2~3回目の使用になります。

前回秋に使用した時、最初は切れて良い感じだけど(無双ツインブレード)そのうち草が絡んで切れなくなって、刃を外して絡んだ草を取ってを何度も繰り返し・・・。繊細か。刃が薄いから剛性が無い?すぐ切れなくなる?草が中に絡まってしまうとお手あげ?草の種類によるのかな?あまり良い印象無く、スーパーカルマーに交代。

スーパーカルマーは結構使っているので、勝手もある程度把握できて替刃ストックも持っている。同じ草ならスーパーカルマーの方が絡まない。(作業を中断しなくてもすむ)

思い浮かんだ事を少々。

無双の方はカルマーに比べ、取り回しが少し軽い印象。振動も少なく、発熱量も抑えられている気がする。内部ギヤが細かい・精密?+刃が薄い+本体が軽金属。比較的シンプル構造のスーパーカルマーに比べ、取り扱いに少し気を使う。荒っぽくしたら壊れないか心配。中を開けてみると、部品点数が結構多い(この手はスーパーカルマーしか見た事がありませんので、カルマーとの比較になります)。振動軽減につながっていると思われますが、結構クリアランスがシビア。内部ギヤの組付け向き(たぶん)あり。合わせないと組めない。分解時に気を使う。最初に分解する時にギヤに印をしておくとよい。使用するとトルクスなどのボルト頭に草・土が詰まる。防ぎたければキャップなどすればいい事ですが、あまり頻繁に分解されたくない様な感じ?トルクスボルトの当たり面に回り止めの刻みがある。 本体・替え刃がスーパーカルマーに比べ(流通価格が)少し高い。まあ価格については、つくり(内部構造)も材質もちがいますのでね。ホンダのアタッチメントが別売り(当機種スクエア型)。今は分かりませんが、購入当時はこのアタッチメントはカタログには載っていなくて、メーカー直の問い合わせで存在を知った。購入は取り扱い代理店で注文・取り寄せ。当時2千円くらい+消費税だった気がします。スーパーカルマーは付属のアタッチメントセットに入っている。この部品の互換性なし。細目刃は片側だけ刃数が多い。もう片側は普通刃と同じ。細目刃の使用感は(一度しか使用していないけど)切れ方の違いがあまり体感出来ず・・・絡まる草は絡まる。刃研ぎ・目立ては、無双の方が単純角度なので簡単か。刃・本体の耐久性については、まだ判断できず。スーパーカルマーに対して、無双ツインブレードの方は後発ですし、耐久性も期待はしておりますが、どうでしょう。 トラブルとは言えませんが、一度本体の差し込みが甘くて(浅かった)空回りしてしまった(自分のミス)。まだ気になる機械的なトラブル要素(偏摩耗等)は見当たらない。今回の作業後まだバラしてみていないので、後に変わってくるかもしれませんが。

両機種・各刃、状況により使い分け試し中。

この真ん中のボルト部分⇩に土が入ってしまい、ボルトが外しづらくなる事あり。

逆ネジはいいのだけれども、固定する時イマイチ要領をえない。穴に棒を入れて刃を固定?刃が固定位置と逆にズレる?まどろっこしいので、刃を手で押さえてある程度な感覚でやっちゃいますが、ちょっと危険。まあそれは自分の問題か。

春なので、たんぽぽ・クローバーなどはなるべく刈らず、ずば抜けてデカくなっている草ゾーンをメインに刈りました。

今回の用途では、無双ツインブレードは好印象。

のちほど清掃・状態チェックしてみます。

最近、ニシガキ工業株式会社「往復バリカンタイプ」のアタッチメントが気になってきました。

このトリマータイプ、調べてみたら「株式会社 源平刃物工場」や、「株式会社 やまびこ」などでもその特色を持ったモノがあるみたい。

この辺の気になった商品(交互回転刃方式も含め)を製作している会社、本社所在地を見ると「兵庫県」である事が多い。

一度考えをリセットして、何か自作してみようかなとも思ったり。

12V電動ウインチ(ギヤ部分のチェック)

久しぶりに見ると「あれこんなに小さかったけ?」思わせる、この12Vウインチ。それなりに重量は重いけど。

まだ車両取り付けには至ってません。

構造(状態)チェック+給油(グリス詰め)で少しバラシてみます。

ステー兼プレートの裏側固定ボルト(ヘックス)は硬かった。気合を入れないとナメる。

クラッチで出し入れされる部分のグリスが少ないみたい。ここはアルミ合金で強度大丈夫なの?部分。巻き部分の中(クラッチ機構)は、レバー側が打ち込みピンで固定されていたので、今回分解していません。バネが強力。この辺は外側から給油・グリス押し込みで対処。最初に壊れるとしたら、このアルミ合金のワイヤー巻き部分?内側は、どれくらいの深さ・幅・厚みあるのでしょう?見たい気もするけど、やめておきます。

鉄製の方がよかったな…。アルミが溶接できる設備が無いので。

早計か。

まだ使っていませんので、もしかしたらこれで強度は十分なのかもしれません。ちょこちょこ見てるうちに、このウインチで自分の使うと思われる容量がだんだん絞られてきました。最初から付属されているフックも3500LBは引けない気がします。国産品のフックなどと見比べると。

長い棒の方はスタッドボルト同様ダブルナットで外し、奥のギヤ部分。

こっち⇩はグリス入ってます。

シンプルな構造。グリスが奥に行かない様に何か一枚欲しい気はしますが、そのまま。

もとのグリスを軽く拭って、再度グリスを詰めて組み直しました。

組む時は、クラッチレバーの動き(シャフト・ギヤの上下の感触)を確認しながら、スムーズな位置で締める。斜めって引っかかったりなど、正常位置でギヤが噛んでない状態で使用すると早期に壊れると思われます。バラす前に最初の状態を忘れずに。

軽トラの荷台に取り付けたいな~と思った場所はあるのですが、確認すると袋状になっていたり、裏に何かあって手が入らなかったりするので、今だ定まらず。広くステーを伸ばしてきてヤルしかないのかな。

妄想ばかりで車両への取り付けには至っていませんが、大手中華通販サイトにてリモコンとリレーを購入。

今回は両方送料無料のモノを選択。セールやら何やらで結構値段が変わったりする。モノによっては、Aなど大手国内通販サイトなどと照らし合わせながら。

海外からの場合、送料別の場合は注意が必要。早い配送と表示されていない場合は、気長に待つつもりで。梱包材等の保護は、あまり期待できません。こちらのリモコン、配送が早かったけど⇧の状態で届きました。商品はそのままビニール袋 IN ビニール袋。電池入りはありがたいけど、片方のリモコンスイッチがオンになっていた。ガシャガシャと輸送時にONになったのかも?

御国柄? 合理的? 無駄を省いた「ecoな梱包」とも言える のかな。

これは日本人ならではの感覚?もう少し輸送時にガチャつかない感じにしてほしい所であります。

破損した感じは無いからいいですけど。結果的には。

と小言は言いつつも「何か手頃で良いモノないかな~と」たまにサイトを見たりしています。賭け的要素も踏まえつつ。

リレー⇩は思ったより少し大きくて重かった。こちらは一応ダンボールの小箱に入っていたが、箱つぶれ・ステー少曲がり。

これも本体が破損した感じは無いからいいか。両方動作確認まだしてないけど。

最初は普通のリレーを2つ用意しないとかな?と思っていましたが、調べたらウインチ用でこの様な(一体式)リレーがありました。一応表示されていた容量は250A。許容量などで値段も変わる。

最初からリモコン仕様のウインチセットを購入した方が安かった?同じくらい?感じにもなってきましたが、勉強と言う事で。

こうなってくると、次はマトモなケーブルが欲しくなってきます。

年季の入ったボール盤を整備

吉田(YOSHIDA・ヨシダ)の100Vタイプ。新たにウチに来た古い機械。一応電源は入って回る。

思っていたより、デカくて重い…。

電源コードの劣化具合と油気の無さが「整備してから使いなさい」と言っていたので、各部給油・点検・修理してみます。モートル・スイッチは東芝製。

仕組みを見ながら、すでにバラシ始めた後の写真⇩。油っ気が無くなっていて、動くべき部分(ベルト調整レバーなど)が動かない。もうグリスやら、油やら、防錆剤やら、そこいらじゅうに塗りたくっています。適材適所。

ぬりぬりと。

錆びかかった部分が油で潤ってくる様子をニヤニヤ眺めつつ、だんだん可動部分がスムーズに動く様になってくるのが楽しい。

ベルトは「A43」が入っていました。

いつの時代のモノなのでしょうか?使用・保管状況の問題?

Aji ga demakutteiru. これは色を塗ったりせず、このまま油で錆を止めて育てましょう。

電源コードの劣化は、ある程度の年数が経つとしょうがない。

これは危険な感じ⇧ベスパのコイルからの配線ではありません。こっちはAC100V。

オリジナルのスイッチは(本体ON/OFF・照明)まだ生きているので、分解・接点スプレー。ひとつづつ分解できる。

電源コードは表面のひび割れ+中の配線被覆は溶け気味だったので交換(15Aアース付き5m・正和電工修理用取替えコードS-VCT黒3C)。ハンダの感じから見て、電源コードは過去にも何度か(一度以上)交換されているのでしょう。パイロットランプも最近の緑のLEDに交換(←元々付いていたのが電球かと思ってバラそうとしたら破壊。LEDだったみたい。後付け?)。ベルトも新品A43(今回はバンドーのスタンダード)に交換。作業灯(白熱灯)が切れていたので、それは後日LED球にしようと思います。そこら辺は近代的に。

交換後、試運転では調子良し。

定位置を決める前に、この重さに耐える頑丈な専用の台が必要と思われます。