KS2 ポジション球交換(T10 LED)

カワサキ KS2。

以前小加工して、ヘッドライト内に入れたLEDを交換してみました。

不具合があった訳ではありませんが、もう少し輝度を求めて、最初に入れたモノ(上)から下のMid Power(下)へ交換。

車で使用して実績のあった「エルパラ」のT10LEDバルブ。

一度レンズが外れそうになって、接着し直した事はありますが、車で数年間使用。現在も点灯しているので使用中。いつ買ったか忘れるくらい持ってます。

ポジション球は点灯時間が長いので、バランスが重要ですな。

この辺の車両のヘッドライトは「プラレンズ+レンズ内が狭い」。明るくなるのはいいですが、溶けたら困る。サイズが長くなってレンズに近づいてしまうと熱影響がないか心配。ヘッドライトをONにしたらさらに内部温度が上昇すると思われますし。

明るければ(消費電力が多ければ)LEDと言えど当然熱を持ちます。放熱対策が追いつかなければ、寿命も早くなる可能性高し。電球より発熱量はマシですが、LEDは熱に弱い(電球よりも)。性能・耐久性を発揮させるには、電圧・電流制御も重要。

LEDの性能的に、もっと電流を流して輝度は上げられるけど発熱量も増える。そこそこで抑えて放熱バランス・耐久性を考えるといった所が良い。Mid Power。(わたくし個人の勝手な解釈になります)

走っている間は走行風で冷却される説もありますので、心配だったら、たまに触ってみればいいのかな。


写真に撮ると自動補正(AFなので)されて分かりづらいですが、実際は明るくなりました。

LEDの作りがちがうので照射点が変わった。こう見比べたら色味も少し違うみたい。

OFF
ON(交換前)
ON(交換後)

ヘッドライト内へは、フロントフェンダーを外してしまえば、アクセスが早い。


Amazonを見ていたら同じようなT10バルブが2個セットで少し安く出ていました。白と黒のちがいはあるけど似てる。IPF。

KS2で他のCDIを試したい

カワサキ KS2

CDIを外付けタイプにして、イグニッションコイルを交換してから特に不具合無く現在に至りますKS2。


ちなみに使用したのはポッシュのセット↓


すぐに欲しい場合はAmazonに在庫があれば、そちらが早いかも。


交換後の簡単なインプレとしましては、前にも書いたと思いますが、

① コールドスタート時のアイドリング安定が、以前より早く安定する様になった気がします。

チョークを引いて3回くらいキック始動。この辺は前と大して変わらず。エンジンがかかったら、すぐにチョークを戻す派なので、少し安定するまで右手が離せないのですが、それが幾分マシになった。

② ヘッドライトON/OFFによるアイドリング回転数の変化が気にならない程度になった。

以前はヘッドライトONで少し回転数が下がる感じだったのですが、それが気にならない。中間で安定?

③ 力の出方が中間盛り上がりタイプになった印象。感じなので曖昧ですが、以前はゆるやかに高回転まで伸びる感じだったのが、中間に盛り上がり感を感じ、上は前より伸びなくなった?かもしれません。交換したのが分かりやすい・街乗りで実用的な範囲の特性であるとは思います。

上記①②はイグニッションコイルが新しくなったからと思われます。

外付けCDIになった事で、次回イグニッションコイルを交換する場合の選択肢が多くなりました。

③はCDIの外付け・ポッシュ社CDIの特性味付けなのでしょう。たぶん。


イグニッションコイルはセットに付属のモノを使用していて、不具合ありませんのでそれで様子見中。

ですが、CDIは他のモノを試してみたくなり、あるうち(販売されているうち)に準備してみました。

SUS441 4ポジション オリジナルCDI KSR-1/KSR-2。

さてさて、KS2にはどうなんでしょうか?もちろん自己責任で。

まだ、眺めて妄想中。


KS2(A1) シフトの入り改善策

カワサキ KS2(A1)

シフトの入り(ニュートラルなど)対策で温めていた部品を、組んでみる事にしました。

何をしたか先に言うと、KS2(A2)のシフトドラムの山?何て言うんでしょうか?パーツリスト上は「カム(チェンジドラム)」関係部品の交換です。

この辺の中古部品は、だいぶ前に確保しておりました。

KSはA1とA2で少し部品が変わっています。マイナーチェンジ。

たぶんギヤの入り(ニュートラルの出など)も違うと思う。(A2に乗った事が無いので想像)

右側カバーを開けるついでがあれば、組もうと思っていましたが、しばらく小康状態が続いておりまして。乗ってないだけかも。

当KS2(A1)は、ギヤオイルを早いサイクルで交換して、ギヤチェンジも意識してキッチリやる様にしていたら、最初の頃に気になったギヤ抜けもほぼなくなり、ニュートラル出しもコツを掴んだのか?あまり気にならなくなってきていました。が。

キッカケが無く、このまま組まなそうな気配を感じまして、今回いざ作業。

KSの「A2」のエンジン車両をお持ちの方は、通常でしたら最初からこの部品ですので、お気になさらず。


キック・ステップを外してから、短くて余裕がないホースを外し、カバーを外しまして、クラッチ関係を外す。

ギヤオイルを抜かないで、作業できないか検討しましたが、あまり車体を寝かせられないので、抜く事にしました。

カバーに付いているオイルタンクからのホースやクラッチワイヤーなど、外さなくて済みそうなモノは付けたまま。写真には写ってませんが、負担がかからない様にして右の方に吊るしてます。2サイクルオイル供給系のホースを外したら、エア抜き作業が必要。外さなければ不要。

これがKS2(A1)のクラッチハウジングなどを外した所。

一度、クラッチトラブル(スプリング固定ボルトの緩み)で走行不能になったので、その時開けています。キレイ。


こちらは部品を交換した後。ちょっと変わってます。丸くて爪がかかっている部分。

KSはA1とA2でこんな所が変わっているんですね。

チェンジシャフトに付いている、アーム?爪の部分のエグリ具合も少し違う(A2の方が引っかかりが良さそう)感じでしたが、それは今回はいいでしょう。

A1・A2 部品の違い。

A1は右側。ニュートラル部分に小さい切り欠きがあるだけ。上級者向け?

左のA2のカムは最近のモノに通ずる形状。ギヤ抜け対策にもなる事でしょう。

下のプレートは、パーツリスト上は共通みたいでしたが、実際のモノは剛性がアップしていました。謎。

ギヤオイルが意外と入る。

まだ組んだだけで、試乗していません。これも後ほど。

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その後、数キロ離れたガソリンスタンドまで給油+試乗。

交換前よりも「カチカチ」とギヤが入る感触になりました。ニュートラルも素直に出る。

久しぶりに乗ったからか、ギヤオイルが新しくなったから?エンジン回転のレスポンスが良くなった感じもします。調子良く走っていると、アピールが足りないのか?デイライトのLED(T10)をもう少し明るいモノに交換しようかなと思う出来事もあり。

クラッチスプリングは、強化部品はありましたが、今回はそのまま。

前回トラブルの時に組んだのは、KSR80の標準新品部品だったはず。

想定より早いクラッチ滑りなどの不具合が出たら、準備しているバネレートの強いモノ(KX系)を組もうと思います。

標準スプリングで滑り症状が出なければ、それに越したことはありませんので。


今回の部品入れ替え作業は、KS(A1)で、ギヤの入り・抜け・ニュートラルの入りが気になる方は検討してもいいかもしれません。わたくしの場合、すでに部品を確保していたので行いました。部品を持ってなかったらやらないかも?最近は揃った部品がなかなか出てこない。あってもA1だったり。部品確保するのが困難・あまりに高額になる様であれば、考えてしまう。もう一台A2を買う勢いが必要かもしれません。そこまでして必要ではない?かなと。

遡りますが、KS2(A1)を入手してしばらく気になっていたギヤ抜け(4・5速くらい?)も、早いサイクルでのギヤオイル交換・シフトをしっかり操作する・意識してやるというのを心がけていたら、大分良くなりました。ニュートラル出しは慣れるしかない。感触で。ニュートラルに入っていれば、ランプが点かなくても気にしない。これは、たまにある。

あとはギヤオイル(ヤマハのギヤオイル)交換時に、4ストゾイル(添加剤)を少々入れたりしていました。