KS2(A1) シフトの入り改善策

カワサキ KS2(A1)

シフトの入り(ニュートラルなど)対策で温めていた部品を、組んでみる事にしました。

何をしたか先に言うと、KS2(A2)のシフトドラムの山?何て言うんでしょうか?パーツリスト上は「カム(チェンジドラム)」関係部品の交換です。

この辺の中古部品は、だいぶ前に確保しておりました。

KSはA1とA2で少し部品が変わっています。マイナーチェンジ。

たぶんギヤの入り(ニュートラルの出など)も違うと思う。(A2に乗った事が無いので想像)

右側カバーを開けるついでがあれば、組もうと思っていましたが、しばらく小康状態が続いておりまして。乗ってないだけかも。

当KS2(A1)は、ギヤオイルを早いサイクルで交換して、ギヤチェンジも意識してキッチリやる様にしていたら、最初の頃に気になったギヤ抜けもほぼなくなり、ニュートラル出しもコツを掴んだのか?あまり気にならなくなってきていました。が。

キッカケが無く、このまま組まなそうな気配を感じまして、今回いざ作業。

KSの「A2」のエンジン車両をお持ちの方は、通常でしたら最初からこの部品ですので、お気になさらず。


キック・ステップを外してから、短くて余裕がないホースを外し、カバーを外しまして、クラッチ関係を外す。

ギヤオイルを抜かないで、作業できないか検討しましたが、あまり車体を寝かせられないので、抜く事にしました。

カバーに付いているオイルタンクからのホースやクラッチワイヤーなど、外さなくて済みそうなモノは付けたまま。写真には写ってませんが、負担がかからない様にして右の方に吊るしてます。2サイクルオイル供給系のホースを外したら、エア抜き作業が必要。外さなければ不要。

これがKS2(A1)のクラッチハウジングなどを外した所。

一度、クラッチトラブル(スプリング固定ボルトの緩み)で走行不能になったので、その時開けています。キレイ。


こちらは部品を交換した後。ちょっと変わってます。丸くて爪がかかっている部分。

KSはA1とA2でこんな所が変わっているんですね。

チェンジシャフトに付いている、アーム?爪の部分のエグリ具合も少し違う(A2の方が引っかかりが良さそう)感じでしたが、それは今回はいいでしょう。

A1・A2 部品の違い。

A1は右側。ニュートラル部分に小さい切り欠きがあるだけ。上級者向け?

左のA2のカムは最近のモノに通ずる形状。ギヤ抜け対策にもなる事でしょう。

下のプレートは、パーツリスト上は共通みたいでしたが、実際のモノは剛性がアップしていました。謎。

ギヤオイルが意外と入る。

まだ組んだだけで、試乗していません。これも後ほど。

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その後、数キロ離れたガソリンスタンドまで給油+試乗。

交換前よりも「カチカチ」とギヤが入る感触になりました。ニュートラルも素直に出る。

久しぶりに乗ったからか、ギヤオイルが新しくなったから?エンジン回転のレスポンスが良くなった感じもします。調子良く走っていると、アピールが足りないのか?デイライトのLED(T10)をもう少し明るいモノに交換しようかなと思う出来事もあり。

クラッチスプリングは、強化部品はありましたが、今回はそのまま。

前回トラブルの時に組んだのは、KSR80の標準新品部品だったはず。

想定より早いクラッチ滑りなどの不具合が出たら、準備しているバネレートの強いモノ(KX系)を組もうと思います。

標準スプリングで滑り症状が出なければ、それに越したことはありませんので。


今回の部品入れ替え作業は、KS(A1)で、ギヤの入り・抜け・ニュートラルの入りが気になる方は検討してもいいかもしれません。わたくしの場合、すでに部品を確保していたので行いました。部品を持ってなかったらやらないかも?最近は揃った部品がなかなか出てこない。あってもA1だったり。部品確保するのが困難・あまりに高額になる様であれば、考えてしまう。もう一台A2を買う勢いが必要かもしれません。そこまでして必要ではない?かなと。

遡りますが、KS2(A1)を入手してしばらく気になっていたギヤ抜け(4・5速くらい?)も、早いサイクルでのギヤオイル交換・シフトをしっかり操作する・意識してやるというのを心がけていたら、大分良くなりました。ニュートラル出しは慣れるしかない。感触で。ニュートラルに入っていれば、ランプが点かなくても気にしない。これは、たまにある。

あとはギヤオイル(ヤマハのギヤオイル)交換時に、4ストゾイル(添加剤)を少々入れたりしていました。


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