YAMAHA MATE(V70・V75)続き①

前回のパッキン交換で、インテークマニホールド~キャブレターの2次エアー吸い込みは無くなったものの、まだイマイチな状態の「ヤマハ メイト」。

その後段階を追って、チョークの筒?を交換(ゴムのアタリが強かったので)・プラグキャップ・プラグコード(途中から)交換・そして油面を少し下げてみました。オーバーフロー気味を懸念。

油面調整は多少効いた?か、以前に比べたら多少良くなったけど、まだイマイチ。

だいぶ緩和されましたが、かけ始めアイドリングが少し高めになって、だんだん下がってくる症状は薄っすら残っている。オートチョーク状態。走っていて信号などで止まると、アイドリングが高い時があったり、低い時があったりする。上の方の吹けもイマイチ。ギヤオイル漏れてないけど、減っている様な気がする。排気が臭い?気のせい?などなど。ベスパは鉱物油のギヤオイルを入れているので、燃えてれば臭くてわかりやすいのですが、こちらは現在ヤマハのギヤオイルを使用しています。

これ以上イマイチな状態で乗りたくないので、ついに「やるかな」と。

致命的に調子が悪い訳ではなかったので、後回しにしていた部分。それをやる事にしました。サイドシールなどのオイルシール類。クランクケース(センター)は割らずに、クラッチカバーを外して両側・他をやる予定。

一度も交換してなければ半世紀近く経っているので、だいぶモっているという事でしょうか。古い2サイクル車なんだから、早く(先に)やれよって話?まあまあ。

古めの車両でのプラスネジは、気合を入れてやらないと危険(ナメル)。のちに六角・ヘックスなどに替わっていくこの辺の固定ボルト。

一軍のドライバー(しっかりかみ合うマトモなモノ)+プラスチックハンマー+メガネレンチ(コンビネーションレンチ)を駆使して対処しました。クラッチカバー側の+ボルトも、車載状態で一度緩めて確認。メガネ等の工具をカマセラレルプラスドライバーの本領発揮。

一度も開けた事が無いのかもしれません。中の状態は良好。

ここ⇧の+は柔らかいのか、少しヒヤリとしましたが、なんとか緩んだ。昔、モンゴリ系で難儀した事を思い出しました。

錆び固着防止のため?シャフトにグリスが結構付いていたので、それが溶けた跡の様な気もします⇩。抜け跡か?取りにくそうなオイルシールが入っている…。

リードバルブの状態も見たいので、エンジンを降ろして作業する事にしました。降ろさないとインテークマニホールドが取れない。フレーム内側の防錆処置もやろうかなと。

エンジンマウントボルトが3本ありましたが、下側のが非常に取りづらかった。サイドスタンド部。

ひとまずここまで。

あとは、部品とやる気が揃ったら進むかもしれません。


後日、作業を進めました。

ケースを割らずに各所オイルシール類やりましたが、このクランクのサイドシール(左右)交換はちょっと大変。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA