鉄の棒で何か作るシリーズ ヤマハ メイト②

ヤマハ メイトのセンターキャリアがひとまずカタチになりました。

これは~⁉⇧違いますね。パンダがウミガメと戯れています。

車体入手時に付いていたチャイルドシートを、作業ついでに(ヒビ・曲がりなど)修理。何十年前なのか分かりませんが(前所有者の)当時の情景を思い浮かばせる一品。上野公園パンダブームの流れでしょうか?

当時モノとして、雰囲気はいいけれども…。

乗せる子供もいませんし、ひとまず置いといて「コチラ⇩」を製作。

タウンメイトに続き、さすがに2作目となるとクオリティが少し上がった?気がします。

今回は、漢(おとこ)のコンビニフックを装備。

コンビニ袋のみならず、バッグなど持ち手が太めでもカバーできる。

H.H.H.(スリーエッチ製)0.25t(250kg)対応ラッチ付きフック(アイフック)を流用。鋳物。デカすぎる?このカタチ(フック形状)では最小っぽかった。まあいいでしょう。金ピカな見た目は、そのうち気になったら考えると言う事で。

実際このセンターキャリアでフックを使用する場合、0.0025t(2.5㎏)程度でしょうか?想定する本体の強度的にも。

かなりのオーバークオリティ。キャリア本体をガチガチに固めていないので、たわんで力を逃がす構造。単にまだ「補強を入れてないだけ」とも言う。センターキャリアの使用頻度が少なければ、シンプル構造でいいかなと。出番が増え、強度に不安が出てきたら再考。

当初、一般的に言われているコンビニフック(汎用・純正流用)を色々検討してはみましたが、イマイチしっくりこなくてコレ(スリーエイチ製ラッチ付きフック0.25t)に至った次第です。

想定されるマイナス面は、使用しない時にジャマ?気軽に取り外せない事(周りを溶接してしまったので)フックを盗まれる心配は無いけれども。

まあ、盗むならキャリアごとの方が簡単か。使ってない時はゴムなどでブラブラしない様に引っ張って止める予定。

先のタウンメイトも、コレ(フック)を付けようかなと思案中。ついでにキャリア形状も修正しますか。車体に付けたり外したりがやりづらいので、反り返り部分をカットしようかなと。

こうなってくると、前かごが気になる。

鉄の棒で何か作るシリーズ ヤマハ メイト①

ボール盤の台を作ろうと準備した鋼材は、しばらく前からそのまま手付かず…。

少し走る様になってきたら、何か付けたくなってきました ヤマハ メイト。

過去に行った「タウンメイト」のサブキャリアは、市販のモノ(自転車用?)を加工取付しましたが、今回は鉄の棒で作ってみる事にします。大体のイメージを固めて感覚で製作。やりながら気づく事もありますので。

90度の曲げ部分はカセットバーナーで炙って手曲げ。曲げたい所をピンポイントでオレンジ色~白?っぽくなるまで熱するとグニャリと曲がる。加熱温度が甘かったり、曲げに手間取り温度が下がってしまったり、加熱範囲が広かったりすると、曲げにくい+Rが大きく不均一なってしまうので注意。

熱を加えなくても丸鋼6㎜くらいなら曲げる事は可能。バイスに噛ませて叩いたり、鉄棒曲げ具などで力業。9㎜でもイケるけど、短い・小さい道具だと結構キツイ。

すでに作業は進み、ある程度カタチになった状態での写真になってしまいましたが、まだ固定方法を検討中。

この作業について、当初はコチラで出すつもり無かったので途中の作業写真など撮ってませんでした。

大体の固定箇所にアテをつけた所。前後左右上下に揺すってみて動きを確認。サブキャリアの底面積3分の2はメインキャリアに載っているので、ズレさえ気を付ければ大丈夫でしょう。たぶん。

タウンメイト同様、箱を積めるサイズでイってます。箱を積まない場合でも、買い物バッグなどを固定しやすい。ただ、2人乗りするとなったらどうしましょ?ここに正座するか、外してピリオンシートを付けるか。2人乗りはしないか。


もう少し(5㎜くらい)低くてもよかった?とも思いつつ。

純正ピリオンシートみたいに、標準穴を使用して最終固定できる感じにしようかなと。他はパッコっとハマってズレ防止。気に入らなかったらすぐに外せる仕様。

少し寂し気なセンター部にもキャリアを検討。

大体こんな感じかなと(針金を曲げてみてイメージ)。後はやりながら合わせながらカタチにしていく方向で。

後に箱が付けば、センターキャリアはそれ程出番が無いと思われますが、なんとなくあった方がいい気がするバランス的に。

足が上がらなくなってきているので、なるべく乗り降りで引っかからない様に低めを狙ってます。ヤマハは、ここの曲線にコダワリを感じる。

今回使用の鉄の棒は「6㎜の丸鋼」。ホームセンターにもあるけど値段は様々。メインキャリアとして重量物を積む前提の場合はもっと太いので作った方がいいと思います。ボリューム感が欲しければ丸・角パイプなど。6㎜の丸鋼は入手・加工しやすいので、ちょっとしたモノを作る場合は、これでいい気がします。

今回は大体でやっていますが、やはりちゃんと作るなら治具を作ってやった方がいいですね。同じ寸法で複数曲げる場合など、特に必要性を感じました。

YAMAHA MATE(V70・V75)続き②

エンジンのオイルシール類を交換し、硬化したホース類も交換しました。ピストンリングも出たので交換。

近場の試乗を繰り返し「まあまあ走れる様になってきたな~」と、レッグシールドを付けて後日エンジン始動してみたら調子悪い。

かかりが悪い・やっとかかっても、勝手に回転上昇・チョークが効かない・そのうちエンスト。

良からぬ事(組み込みミス?)が頭を過りましたが、そんなはずは無い。はず。油面下げ過ぎた?

アイドリング状態で、ガソリンコックをPRIにするとマトモになった感じになる。ON/RESだと薄い?ガス欠手前状態。

試しに、走行してみて(走行中に切替確認)もそんな感じ。これはアレですな。

以上の症状からある程度見当は付くと思いますが、再度レッグを外して気になっていた部分を確認。

写真⇧では少しわかりづらいですが、負圧取り出しホースのL字になっている部分。やはり、負圧ホースがレッグシールドに押されて、折れた状態でした。負圧のガソリンコックなので、ON/OFFが機能しない状態。又は何かの拍子で機能したり、しなかったりなど。完全に折れて塞いでない場合は、症状が出たり出なかったりします。かかりが悪いけど一度かかって走ってしまえば普通に走ったり。これは負圧が大きくなれば通るなどの時。ガソリンの流量が一定ではなくなる。負圧がかからないと、ON/RESではガソリンが流れない。負圧ホースが経年劣化で亀裂・割れなどで二次エアを吸う事もあります。この場合もガソリンコックまで負圧が行かないのでON/RESではガソリンは流れない。個人的には負圧の燃料コックは好きではないんですよ。ダイヤフラムなどの部品が出なかったり、Assy交換の場合は本体が高額だったり。ちなみにこのメイトの燃料コックは、国内でデッドストックの新品が入手できたので、それに交換しております。

調べていませんが、インドネシアなどでは同じ様な形状の(ガソリンコック)ものがまだ入手できるのでしょうか?この辺のV75が、まだ現存している模様。日本だとV70呼称。排気量は72㏄なので呼び方はどちらでもいいけど。

負圧取り出し口角度が直角すぎるんですよ。周囲の隙間が狭いというか、取り出し口の角度設計ミス?

文句はこの辺までにして、今回注文したホースがL字になってなかった(品番変更で汎用品?)品を使用したので、余計折れやすい状態であった。と言えばそういう事でもある。L字に曲がった状態の専用品があれば回避できるトラブルか。

少し工夫して、折れないであろう感じで再度組み込み。

これでまたなったら、当たる部分を切ってしまおうか考え中。なるべく切りたくはないけれども。

ついで作業で、フロントのスプロケットを1丁(13→14)上げてみました。もっと上げてもいいかもしれません。後(ドリブン)側のスプロケは選択肢が少ないみたい。ちなみに後は39丁が付いていた。裏返して再使用。

当時の用途・近場の配達などにはいいギヤ比なのでしょう。

個人的には、せっかく70(72㏄)なので、もう少し出る様にしたいなと。でもこれ以上フロントスプロケの歯数を増やすと、現在のチェーン長では対応できない…。

チェーンもまだ新しいので、しばらくはこれで様子見てみます。