乗るたびに腰上音が気になる kawasaki KS2。
空冷カワサキは「そんなもんだよ」と言われましても気になります。
アイドリングも温まれば安定。走行中止まる事も無く、異常な煙・飛び散りがある訳でもなし。
ただ音が「抱きつきを経験した車両」のような音。冷却フィンの共鳴を抑えるゴムが付いていないから？それもあるかもしれません。この車両、入手時から付いていなかった。
シリンダー内側など状態チェックのため、手軽な所から見て見ます。
排気出口問題なし。シリンダー内は見た目多少の虫食い状の腐食跡あり。
そして、ヘッドをはずしてみました。
アルミのヘッドガスケットはいっていますが、あれ？何か変。
ガスケットあり↓
ガスケットなし↓ ボアに対して、ガスケットの内径が小さい。
こんな事もあるんですね。まあ中古車ですから。
付いていたのはKS１のヘッドガスケットの様です。シリンダーベースガスケットは共通な様ですが、ボアが違いますのでヘッドがスケットは共通では無い。なんでよ～。
KS2が先に部品出なくなったから代用したのかな？切って径を合わせてほしかった・・・ヘッド、面研してる？（不明）としてもダメでしょう。隙間にカーボン溜まってます。
ヘッドガスケット再利用のため、ハンド二ブラ－とヤスリで径を修正・組み直ししました。
シリンダー内面は、気休めゾイル塗布。
これがどう影響していたか、まだ分かりません。後日試乗してみます。
シリンダーは何かした方が良い状態というのは分かりました。アルミシリンダーに鋳鉄スリーブ。ピストン＆リングのデッドストックを購入する踏ん切りもまだつかず。
NSR80・YSR80のピストンは社外で再販されてますので、KS2のピストン・リング・ピンもお願いしたい所です。
主要ガスケット類、カワサキ純正部品は絶版ですがリプレイス品なら入手可能⇩AR80・KS2
