ET3 マフラー バッフル?

ベスパET3純正マフラーの話。

正式名称か分かりませんが、ベスパ ET3 純正マフラー又はET3タイプ同形マフラーは筒?芯?が取れます。マイナスネジ1本。

別格、ET3。高性能マフラー。(純正品)

社外のET3タイプマフラーの音は、少し甲高い感じになる。そちらの性能はよく分かりません。

この筒を外しても乗れますが、ウルサイ+下は細くなります。

距離走ってる車両は、穴がカーボンで塞がれ、小さくなって抜けが悪くなってたりしますので、たまに見た方がいい。出口が潰れて(変形)して、丸くない場合は、グリグリと丸く修正しましょう。

詰まっていると、上に影響。回らない・最高速減・プラグがカブりやすいなども。デロデロになっているのは、ちがう2サイクルオイルに変えてみるのも良い。キャブ・オーバーフローも疑わしい。



ベスパ ET3 純正マフラー バッフル 清掃 取り外し

これは丸棒ヤスリで軽くカーボン落とした後ですが、見ると内部にもカーボン堆積してます。

中に仕切り版がありますので、何か突っ込む場合は注意。

結局、焼いてカーボン落とし、穴は6・6.5・7㎜のドリルでさらいました。

穴の大きさ、3種類。

外すと筒の奥が、折れているモノなどもあり。

破片が詰まりの原因になってなければあまり問題無いと思います。

写真上の筒は、試しに折れたものを加工してみました。穴の大きさ拡大・数増し。

写真下は、ノーマル・カーボンを落として軽く耐熱塗装。

マフラー本体の方は、外して全体をプラハンで叩いたり、圧縮エアーを前から後ろからシュッシュすると、カーボンが取れたりします。

ドライで、見た感じひどくなければそれくらいで再取り付け。錆がヒドイ場合は、外したついでに適度に錆取りや、表面をペーパーで均し、再塗装すれば見た目も良くなる。耐熱塗料は一気に厚塗りしない。

ET3でデロデロのはあまり見ない気がしますが、中がデロデロ(不完全燃焼オイルまみれ)になってたら焼きを入れないとダメだと思います。マフラー焼きは、国産スクーターなど複雑なモノなど特にですが、ちゃんと焼き切らないと逆に詰まる事もありますので。新品が手に入るのであれば、新品しした方が確実。焼ける環境と・錆処理の事もありますし。

スモールボディの、50s・100より、ET3 のノーマルマフラーは高性能と言うか、使える幅が広い気がします。

ボアアップ+キャブ交換などしたら、抜けの良いチャンバー付けたいですけど。


QUIKSILVER(クイックシルバー)


2022/04/23 追記

ベスパのET3は、最近の排ガス規制のバイクなどとは違い、あまり気にしなかった?時代のモノです。芯抜きしたり、何でもかんでも、抜けが良くなれば性能上がるってものではありません。性能云々ではない、腹下ばらチョンや、直管が好きな人はいいかもしれませんが。

林道走行の、クマよけにも効果的?

50s・100のタイプのマフラーは、年式などにより、マフラーエンドの太さが(長さも?)変わってたりすることを思い出しましたので、一部訂正します。この記事はET3の場合という事で。

このバッフルの筒。切ったり・穴を増やしたり、広げたり・壁を取ったりしても、大して性能は変わらない気がします。音がうるさくなる・下が細くなるなどはありますが。まあ、気になる方は試してもいいかもしれません。それぞれ好みもありますし。

ある意味、2ストらしくピーキー?回さないと走らない感じにはなるかもしれません。(個人印象)

速く感じるか、それは、実際に速いのか。

外す場合は、筒を止めている小さいネジを無くさないように注意。 


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