ケミカルで錆取りをしてみました。

一度はあきらめて、潤滑防錆スプレーを塗ったホイール。

なっかなかの錆び具合。タイヤ交換する事になったので、ついでに錆取りを決行します。

黒などで塗ってしまおうかとも思いましたが、車両全体のイメージ（色のバランス）もありますので、ここは一度錆取り。

錆取り溶液にドブ浸けしたいくらいですが、そんな訳にもいかない（コスト的に）。

ガソリンタンクの錆取りで使った液を再使用などする場合にはいいかもしれないドブ浸けは。時間がかかりそうで、それは試していません。

脱脂後に錆取り剤を根気よく塗布（原液）・シャカシャカと擦ってみたり、少しヒートガンで温めたりなどをして放置。拭きとって確認。それを繰り返す。

ボンスターなどのスチールウールや、ネバーダル的なモノを併用すると早かったりします。

あまり硬いモノでガリガリ擦ると、メッキにキズが付くので注意が必要。

根気は必要。

錆びの落ち具合に進展が見られなくなった所で、水洗い。今回使用した錆取りは酸性の液体。説明書に従って処置しないと、新たな錆びが発生する可能性もあるので注意。

水気を飛ばしてまだ気になる様であれば、ネバーダル・ピカールなど他、磨き剤で磨く。

その後、防錆剤塗布。何もしないで放置すると錆びが再発しやすい。

---

タイヤを組んだ後の写真↓

ぱっと見はキレイになりました。光っている。錆が目立たなくはなった。

錆がひどかった部分の肌を見ると、やはり結構進行していましたのでメッキが浮いてボコボコになっています。まあこれはどうにもなりません。これ以上錆が広がらないように、定期的に防錆剤処置すれば状態維持は可能でしょう。

再メッキなどしてもらえばキレイになるとは思いますが、そこまでではないので終了。

車両全体のバランスとして、作業前の錆びホイールに比べたら十分と思える出来。

やってみるものですな。