ベスパのP、フロントブレーキの効きが気になるので、また分解してみます。
効かないんですよフロントブレーキ。フルで握っても30%程度しか効いてない感触。スモールの50sなどでしたら車体も軽いし、まあこんな感じかもな?と言った所かもしれませんが、これはラージのPですし。
安直にドラムブレーキだからダメ(効かない)なんて事は言いません。ドラムブレーキでも効くやつは効く。はず。ただ、この「P」に関しましてはフロントブレーキが凄く効く「P」に乗った事が無いので、希望を持って作業。「PX」は、ある程度効くのですが。
メーカーもPが効かないから、PXで改良・改善したのかな。まあそうなのでしょう。しかし、まだアガキます。
19㎜のナットを外し。
SIPのブレーキシューを入れたと思ってましたが、ちがった。
これは最初から溝が切ってあるタイプ。NEWFREN Anti AQUA。
ドラム側は、当り面にパーツクリーナー吹いて数回クリーニング。
ドラム中央のメーターギアやベアリング部のグリスが、飛散しないよう注意。ブレーキ面にグリスが付いたら一発でアウト。油分は避けたいので「シュー&ドラム」接する部分脱脂後は手で触れない。触ったら再度脱脂。
シューを見ると、当たっている部分が少ない。テカっている所が当たっている部分。これでは効きは期待できない。アタリが出ていない・ついていない。性能を発揮できていない状態。
このアタリが強い部分を、少しペーパーかけて慣らします。両側。
シューの材質が固いみたい。耐久性バランス重視?
しばらくして、あまりに変わらなかったら、これは後ろに移動し、次はSIPをフロントに試し予定。
やはり山などに走りに行かないと、アタリもなかなか出ないかも。
Pのフロントブレーキ、このドラムのままもう少しやってみます。
そのうちに良くなる事でしょう。腕(乗り方)でもカバー。
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