YAMAHA MATE(V70・V75)二次エア吸入症状で部品交換

忘れていません「ヤマハ メイト」こちらも途中でした。

なかなかの年代(197〇年代)の車両のため、部品が出ないし、出ても高いし、情報は少ないし、悩まし症状が複合的で絞りづらいといった感じで、ある程度走る様になった所で後回しになっていた車両。

見た目が気に入っているので、なかなか線引き出来ずにズルズルと。

再度、ズルズルついでにもう少し見てみます。

冬なのに冷間時でもチョーク引かないで一発始動。キャブ車なのでこれもちょっと。

始動後、スロットルと開けてないのにアイドリング回転が上昇する。ワイヤーの突っ張り・引っかかりなし。チョークを引くと逆にアイドリングが下がる。これも変な所。寒い時期にチョーク無しでエンジン一発始動するって、個人的にあまりイメージが良くない。ガスが濃い疑いあり。

走行後スパークプラグを見ると黒い。とても黒い。ドライカーボンっぽい。

でも2次エアーを吸っていて、最初に回転が上がる。←キャブ・インマニの継ぎ目にパーツクリーナーを吹いて確認。ピンポイントで疑わしい箇所に吹くと、分かりやすくアイドリングが下がり特定。

二次エアーを吸うって事は、空気だけ余計に吸ってしまっているので、混合気的には薄いはず。

始動後に回転数が上昇するけど、フケきるなど過激な症状ではなく少し回転高いな程度。しばらく様子を見ていると、そのうちだんだん下がってくる。その後一応は安定。そして一応走れる。けどなんか調子で出てない感じ。他の2ストのメイトに乗った事はありませんが、こんなもん?な様な、そうでない様な、イマイチ気持ちがよろしくない状態。

様々な要因が頭を過りますが、簡単なのからひとつづつ対処。

インマニ(インテークマニホールド)からキャブを外すと、スペーサ?とパッキンが入っています。

パッキンは、キャブのインテーク内側に張り付いていたので、引っかけて取り出し。

合いそうなまだ出る部品を手配してみました。ヤマハ メイト「V80用」。

シールだけの交換で直るかもしれませんが、どうせなのでスペーサ?(白い丸いの)も交換しておきます。このスペーサ?お高い・・・。ヤマハさん・・・。

比べてみた限りほぼ同じ。使えると思われます。保証はしません。自己責任にて。

シールをキャブの奥に入れるとこんな感じ⇩このゴムの弾力が無くなっていると、二次エア吸い込みの危険あり。この部品でギリギリの所をシールして仕事している重要部品。

摩耗・破損など無く正常な状態で、固定ボルトを締めても回って止まらない場合は、上⇧の当たる部分(上部厚さ2㎜くらいの所)隙間を少し削ります。隙間を広げすぎると、締める時に金属に柔軟性がないと割れるので、均等に最小限の隙間をつくる。昔を思い出して金鋸の刃でやろうと思いましたが、意外と刃が厚かった(広がり過ぎる)。今回はそこまでの幅は求めないので、ペーパー二つ折りで対処。

キャブをインマニに少し押し付け気味で締め込み固定しました。

寒いので試乗していません。パーツクリーナーテストでは、キャブ~インマニ間の二次エアの吸い込み無事解消。だけどまだ状態がイマイチ。

やはりクランクシャフトのオイルシール?年代・ゴム的にやるべきではありますが、最後にとっておきます。それの前に外からやれる事を。

はい次。

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