ピアジオciaoのガソリンが減る怪?現象

エンジンをかけてバイクに乗れば、ガソリンが減るのは分かります。

だれかに勝手に乗られる状況でも無く、だまってガソリンを抜かれる状況でも無い。

バイクメ~ンの世界でもありません。

バイクが倒れて漏れたり、燃料コックのパッキン不良・ホースなどからの滲み・漏れ、キャブオーバーフローなどしていれば、ジワジワと減っていく事もあるでしょう。

キャブレターがオーバーフローする原因は、ニードルバルブ(フロートバルブ)固着・摩耗・異物混入。フロートチャンバーなど他、内部Oリング・パッキン劣化。フロート変形・穴開きなどによる油面不良などなど多々。

オーバーフローなどは比較的分かりやすく、目視してキャブが埃と油分で黒っぽく(赤黒く)汚れていたら怪しい。燃料コックONでキャブの合わせ目周辺が潤っていたら漏(も)れています。下まで滴らない程度の漏れは、気付きにくい。

あとは、以前にくらべ始動困難・プラグがカブりやすくなったり・車種によっては、エンジンオイル・ミッションオイル量が増えたりなども(ガソリン混入)あり。


今回のciaoの場合、倒れた・漏れた・痕跡なし。でも減っている。

前から、なんとなく気になっていた事。

ciaoは燃費良いはず。でもそれはノーマル・30㎞/h走行時?まあいいや。

ガソリン満タンで保管していた車両が、しばらくして乗ろうと残量チェックしたら減っている・・・

ガソリンが揮発してる?乗らなすぎ?大した事では無い?この蓋だから?と言えば、まあ、そうか。

すべて当てはまる。ガソリンは揮発性が高い。

ciao。キャップの「つくり」からして揮発してガソリンが減っているのでしょう乗っていなくても。パッキン劣化?

全然、怪?じゃないですね。

そう。イタリアの風を、忘れかけていただけ。


ガソリンは常温でも勝手に揮発しますので、気温・タンクの密閉性が影響する模様。

密閉すれば良いってモノでもないんですよね。ある程度抜けないと。密閉しすぎたら、ガソリンが下に落ちない・タンク膨張破裂の危険。膨らんだバイクのタンク見た事あります。たまに、シューとかピュ~ってタンクが言ってますが、あれは圧(ガス)が抜けている。負圧の場合は外気が入る。弁が圧調整している。キャップを開けるたびにシュッシュ言ってたら、ちょっと疑う。

あの穴が詰まったら、ガソリン入っているのにガス欠症状や、ガソリンタンク膨張の危険。

ciaoのガソリンキャップでは無縁?


関連性あるか不明ですが、キャップを目盛り付きに交換してから、気になり始めた気がします。

残量を、こまめにチェックできる様になったから、余計気になる。

メモリ付きのガソリンタンクキャップ、使用1年経ってないと思いますが亀裂が入っていたので、これを機に最初に付いていた純正に戻します。メモリあった方が残量が分かって便利なんですけどね。

どちらも似たようなつくり。

中にバルブ的機構も無く、シンプル構造のフタ。雨水が入らなければいいのかな。

確認すると亀裂が2カ所あり、さらにガソリンが揮発して抜けやすくなっていた可能性ありでした。

メモリ付きのキャップは、残量を見る時だけ使用することにします。

保管していた純正キャップは、このままタンクに入れてもスポスポ抵抗無し。

硬化していたパッキンを切って外し、メモリ付きキャップに付いていたパッキンに入れ替え。

入れる前にシリコングリスを塗布。

ベスパ(スモール・Pなどの押さえる蓋タイプ)も、何か月~の長期・満タン保管で、けっこう揮発?減るんですよね。そうかイタリアか。

チャオの場合ガソリンタンク・キャップ、気軽に溶接や、他車流用などできないので、これで変わらなければゴム増しか、キー付き社外品を試すか、気にしない事にしてみます(キー付きもベースがあれなので、揮発に関して期待薄)。

保管用(穴を塞ぐ)と走行用(通常穴)のキャップに分けてみるかな。

昔のモンキーみたいに、キャップにオンオフが欲しい。

チャオに長年乗っている人はすでに分かりきった事かもしれませんが、夏場の日向に駐車する場合は、揮発量が多くなる可能性高しです。

遠出するなら2ストオイル(常備)+予備ガソリン(携行缶)あった方がいいですね。ガソリンは入れる時に混合。その方が他車流用効きます。

余裕がある時に自分の走りでどれくらい走れるか(RESのリザーブで)見ておくのもいいかも。

スピードが乗った全開時のタイミングでガス欠にならない様に注意してください。

話が変わってきた。

チャオはガソリンがあまり入らない(タンク容量が少ない)ので、わたくしの場合給油はガソリンスタンドでするより、自宅・携行缶から混合ガソリンを作って入れる方が多いです。近場しか乗ってない事もあり。

錆防止のため、なるべく満タン状態を心掛けています。でも薄っすら錆出てますけどね。

乗らなくても、たまにシェイク。

チャオの作業も、そろそろひと段落。あとは経過観察ですか。

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QUIKSILVER(クイックシルバー)


社外品の、割れた目盛付きガソリンタンクキャップから→ノーマル(パッキンは交換)に戻したら、揮発量が減りました。


キャップが割れている場合や、パッキン劣化、鍵付きタンクキャップに交換した場合は鍵穴から雨水が入る可能性ありますので、雨天走行・屋外保管の場合注意。

そのため、車の旧ミニなどは鍵付きタンクキャップにカバーなど付けたりする。

昔、ヤマハ ジョグ(3KJ)などは、雨水対策でメーカーがサービスキャンペーン?してましたね。ガソリンタンクに雨水などが入って、キャブに混入→調子悪くなる。ガソリンタンクの錆びる原因にも。


ツーリングなど距離走った時に燃費が普段より良いのは、この辺の影響もあるかもしれません。

連続走行時は、揮発分少と思われます。


フロートチャンバーからガソリンを抜くドレンボルトが無いキャブレターが付いた車両は、気になったら、又は定期的に、キャブ清掃した方が調子を維持できます。ドレンが付いた車両でも、たまにキャブ清掃はした方が良い。結構ドレンからでは抜けきらない沈殿物があったりします。いじらなすぎて、スロー(パイロット)スクリューが固着している場合もあり。たまに乗る感じの混合ガソリンの場合、オイル分が多く下方に沈殿ぎみの場合もあり。キャブ内に、目視してわかるゴミ・沈殿物が無くても、ひと通りの清掃で、調子良くなったりする事も結構ある。同時にプラグ交換してしまえば、なお良し。

キャブ清掃は、当然エアクリーナーチェック・清掃もセットです。


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